こんにちは、tabascoです。
昨年末に5年4か月ほど勤務した会社を退社するという決断を下しました。
投資先の米国株式が崩壊して含み損が最大化される中、退職することになりました。
「このタイミングでいいのか?」
とも思いましたが
「いつやめても同じ」
と自己解決。w
2月で勤務を終えて有給消化予定です。
ここからは新しい仕事も本腰をいれないと、マジで食っていけないので頑張ります!
— tabasco@仮想通貨を楽しむ (@tabasco012) 2018年12月25日
今まさに「挑戦することによる胸の高鳴り」と「先がどうなるかわからないという不安」が錯綜してる状態。
現在の仕事になかなか集中できません。w
さて、話をもどして今回はタイトルのとおり退職を「決めるまで」と「申告後」に関して書いていこうと思います。
現在退社を検討してる人や会社を辞めたいけど訳あってやめられないといったかたの参考に少しでもなれば幸いです。
会社を辞めると決めるまで
冒頭でも記述しましたが、現在の職場に在籍して5年4か月。
営業職から経営にかかわる部分まで広く浅くではありますが、ひととおり経験させてもらいました。
特別な資格も知識ももたないぼくがこういった業務を担えたことに関しては本当にありがたいことであると今でも思っています。
「じゃあなんでやめるんだ?」
そう思ったかたも多いと思います。
非常に短絡的ですが一言でいってしまえば
「つかれたから」
これに尽きます。
ここ3年ほどは会社の舵とりのリスクマネジメントを主として管理業務に携わってきました。
この業務を担い始めた時点で会社は苦しい状況でしたが、なんとか経営改善をしていこうと奔走。
一時的にういた時もありましたが経営状況が明るくなることはなく、資金調達も厳しくなり始めるなか、なんとか調達をして運営を継続させていました。
今思えばこのあたりからおかしくなり始めたような気がします。
“なんとか資金調達をした”
と記述したが、この時点でまっとうな資金調達ではなくなっていました。
お金を借りるとき、銀行や保証協会は「返済ができる会社かどうか」を審査基準にしてきます。
そのもっともな判断材料として事業計画書というものがあり、それをベースに”過去⇒現状⇒予測”の橋渡しを他資料を用いてきちんと説明をする。
これで納得させることができれば融資実行となり、資金調達がなります。
銀行に限らず資金調達する場合の大体の流れはこんな感じ。
なにが言いたいかというと、
それがどれだけ実体と乖離していたとしても資金調達ができてしまう可能性がある。
ということです。
こういった資料作成はぼくが担い、各担当との応対も契約以外はほとんど立ち合いをしていました。
いかに会社をいかすためとはいえ、どうにもやりきれない思いが内包されていく日々。
リスクマネジメントが仕事のはずなのにそれを放棄して虚偽というリスクばかり積み重ねていく。
「おれはなにをしているんだろう」
と考えながら仕事をすることが多くなっていきました。
以前は「〇〇をしている」と自信をもっていえてたのにいつのまにか言えなくなっている自分がいる。
気づくと仕事のパフォーマンスが悪く、ミスも頻発するようにまで堕落。
2018年10月あたりで精神的な疲労がピークを迎え、少しでも疲労を抑えつつ働くにはどうしたらいいかということで、在宅ワークを社長の許可なく勝手に取り入れました。
自分勝手ではありますが、家でできることをわざわざ職場にいってする理由はないと考え、行使。
これで多少多少ましにはなりましたが、業務面でのかわりはなく
「このままじゃ自分がつぶれる」
と思い、退職をすることに。
簡単にいってるようですが、退職は1年以上前から考えてました。
ですが、やめたあとのことが怖くて踏み切れずにだらだらと過ごしてきてしまったというのが正直なところです。
「収入がなくなること」のこわさ。
貯金がない人はなおのことでしょう。
ぼくも貯金が全然ないのでかなり怖かったです。
それでもやめることにしたのは、
「資本である体が壊れてしまってはもともこもない。健康ならいくらでもやりようはある。」
と考えを改めることができたからです。
このあたりの思考に関してはtwitterや書籍を読むことでの影響が大きかったように思えます。
不安が完全にないわけではないですが、今では楽しみのほうが勝ってます。
退職の申告後
退職することにしたわけですが、会社にその旨伝えたのはもちろんのこと、関係各位にも事前に連絡しています。
その結果、ぼくになにがおきて会社はどのような動きをしたのかをひとつの事例として残しておきます。
会社の対応
会社の対応というよりぼくの場合は上司の対応が露骨に変わっただけ。
あとは
・情報をほとんどおろさなくなる。(情報遮断)
・面倒ごとをおしつけてくる。
程度でなんてことはありません。
要は会社は1人の労働力が減る程度でしか考えてない。
会社に恩があると思って働き続ける人も多いけど、会社は
・利益を出すため(生産性を見込んで)
・一人あたりコストを下げるために雇用してるに過ぎない。
「会社への恩」だけで働くのは自身が損するだけだと退社することになった今だから言える。
ほとんどの会社は特定の個人に興味はない。 https://t.co/Lhvba4cemo
— tabasco@仮想通貨を楽しむ (@tabasco012) 2019年1月23日
自分ごとになると忘れがちですが、振り返ってみたらそうだったなと思いつぶやきました。
ぼくにおきたこと
・仕事の誘いを複数いただいた
・ぼく個人への仕事依頼をいただいた
本当にびっくりするくらいお声がけいただきました。
今の会社では「なにやってるんだろう」とか「こんなことしてる自分に価値はない」とばかり考えていたので、おどろきと同時に自分の価値を低く位置づけしすぎていたと気づきました。
これはぼくだけでなく、だれにでも言えること。
毎日同じ環境、同じ人、同じ仕事をしているとどうしても視野が狭くなってしまい、その中でしか自分をはかれなくなってしまう。
そこで自身の価値を見出せないとぼくのようなマイナス思考で仕事をしていかなければならなくなる。
これが続くといわゆる「鬱」というものになるんだと思う。
そういったときは目線をいったん外にむけてみるのがいいですね。
仕事はいくらでも転がってます。
重要なのはそれにきづくことができるかどうかです。
終わりに
長々と書いてきましたが、やめる決心をすることで今まで見えなかった景色がみえるようになったこともあり、「不安>期待」だったのが「不安<期待」に変わりました。
ぼくの場合はまだスタートラインにもたっていませんが、これからをどうやって生きていくかを考えながら今を過ごしています。
30歳にして新しいチャレンジですが、応援していただけたらありがたいです!
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